悩める薬局長のための薬剤師不足でも業務改善できる クラウド型院内医薬品集を制作するためのブログ

業務改善のカギはDI業務だった!院内医薬品集のクラウド化だった!

ユーザーの声

【ユーザーの声】 「業務改善のカギはDI業務だった」(薬局長・56歳)



 正直、途方に暮れていました。

3年前、病棟薬剤業務をスタートしたところまでは良かったのです。

けれど、病棟に配置したスタッフの経験値やスキルは様々。

デキる者は放っておいても大丈夫だが、そうでない者は伸び悩んでしまう。

気が付けば、スタッフ間の力量の格差は広がる一方だったのです。

かといって、マンパワー不足の中、もう一人指導者を送り込むことなどできる訳がありません。


そんな時です、クラウド型院内医薬品集のことを知ったのは。

導入してすぐに気づきました。

業務改善の「カギ」はDI業務なんだってことを。



病棟薬剤業務では、薬剤師一人一人がDI業務を担わねばなりません。

ところが、伸び悩んでいるスタッフの大半は、情報収集で四苦八苦していることがわかったのです。

そもそも薬剤師の役割は、収集した情報を評価・加工・提供することが本分。

それが、その前段でつまづいていたら伸びる道理もありません。

「クラウド型」は、「いつでも・どこでも・誰でも」目標の情報に素早くアクセスできるツールです。

導入後は、これまで情報収集に費やしていた時間を本来の業務に充てられるようになりました。


あと、自ら入手した情報をコメント欄に書き込める点も秀逸ですね。

誰かが書き込めば、その情報は瞬時に薬剤師全員で共有されます。

情報がもっと蓄積すれば、薬剤師業務のどのようなシーンにも対応できる情報源となることでしょう。

まさしく、「薬剤師の薬剤師による薬剤師のための医薬品集」なのです。


・・・てなことを言いながら、一番助けられているのは、実は薬局長である私なのかもしれません。

薬局長って、データ集計のニーズが結構多いんですよね。

困るのが、「採用品中で後発品は何品目?」「抗がん剤は何品目?」といった薬品数の質問。

こればかりは事務方に聞く訳にはいかず、今まではヒーヒー言いながらカウントしていました。

でも、現在ではDI担当の薬剤師に訊ねたら、ものの1~2分で答えてくれます。

これも「クラウド型」の威力ですね。

導入に踏み切って正解でした。

【ユーザーの声】「なるほど、その手があったか!」(DI担当薬剤師・41歳)



皆さんはご存知ないかもしれませんが、DI室の業務は年々膨らむ一方なんです。

安全性情報の管理と周知、院外処方せんの疑義照会と代行修正、薬事委員会、実務実習etc

それらをたった一人で、ですよ(涙)。

私の知る限り、DI室に常駐している薬剤師は1~2名の施設がほとんど。

これ以上の増員は望みようもありません。


「質疑応答だけでも合理化できないものか?」

そこで考えたのがITの活用でした。

幸い当院には院内LANやイントラネットといったネットワークインフラが充実していました。

それらを用いてDI室の保管している情報を他部門のスタッフと共有できる仕組みを構築したのです。

でも、結果は惨憺たるものでした。

利用してくれないんですよ、全然(涙)。

特に若手ですね。

DI室が整備した情報は見ずに、ネットでググったり、先輩に電話で訊いて済ませていたんです。

「ここに載ってるよ」って教えても、「忘れてました」「急いでたんで」などとはぐらかされるばかり。


若手育成のためにも、このままじゃあダメだ。

そう悩んでいた矢先です、クラウド型院内医薬品集が導入されたのは。

なるほど、その手があったか!そう思いましたね。


薬品名を入力して検索するだけ。

たったそれだけで、DI室の管理する情報のほとんどを、時と場所を選ばず入手できる。

「いつでも・どこでも・誰でも」「PCでも・タブレットでも・スマホでも」

でもね、一番助かっているのはDI担当である私だと思うんです。

「調べ物」にかかる時間が激減したからです。

問い合わせって、重なる時は重なるものですから。


あと、データベースとしてのメリットも存分に享受しています。

テーマ別の一覧表の作成、薬品数の集計、資料作成が物凄く楽になりました。

プログラム知識のない私にもできるのですから。

今や必需品です。

【ユーザーの声】「夜勤中はこれだけが頼りです」(新人薬剤師・24歳)



1年目の新人薬剤師です。

覚えなければいけないことが沢山あって、毎日が勉強の連続です。

でも、すご~く不安なことがあります。

うちの病院って、夜勤があるんです。

それも1年目から(涙)。

早い時間帯ならば、まだ残っている先輩に聞けますし、電話を掛けることもできます。

でも、誰も起きていない真夜中に変な質問が来たらどうしよう~?

先輩方は「大丈夫、じきに慣れるから」と言ってくれるけど、夜勤の日が近づくとナーバスになります。


でも、クラウド型院内医薬品集が導入されてからは随分と気が楽になりました。

これさえあれば、たいていの問い合わせには対応できるようになったからです。

回答までに時間が掛かって、「まだですか!」と急かされることも減りました。

夜勤中はこれだけが頼りです。



難しい質問の答えも、運良くコメント欄に書き込みがあって救われたこともありました。

私もいつの日か後輩たちに感謝されるような貴重な書き込みができるようになりたいです。

「クラウド型」のことを知り合いの薬剤師に話したら、「え~、いいな~」って羨ましがってましたよ。

薬局長さん、導入してくださって本当にありがとうございました💛

【ユーザーの声】「1分1秒が貴重ですから」(調剤主任薬剤師・37歳)



ひと昔前に比べて、在庫管理の難易度は間違いなく高くなりましたね。

最大の原因は、ここ数年来のジェネリック医薬品の導入です。

一時的にとはいえ、新旧製品が混在する訳ですから、管理品目数は激増しました。

分子標的薬を始めとする高額医薬品や事前発注しないと入手できない品目も増えましたしね。

判断を誤れば、デッドストックを抱えたり患者さんに迷惑を掛ける訳で・・・。

一瞬たりとも気が抜けません(溜息)。


そんな状況なのに、調剤室って、結構問い合わせが多いんです。

「冷所保存なのに、室温で一晩放置してしまいました。使えます?」

「経口から経管に変更なんですが、そのまま簡易懸濁で行けますか?」

これまではDIに訊いてから折り返してたんですが、できればその場で片付けたいですよね。


クラウド型院内医薬品集が導入されてからは、ホント助かってます。

タブレットひとつで、問い合わせに素早く対応できるようになったからです。

何しろ1分1秒が貴重ですから。


「クラウド型」はカスタマイズも簡単なんです。

DI室に頼んで、「採用の経緯」や「卸情報」なんかも追加してもらってます。

購入するか否かを即決できますし、卸がわかれば納品時刻も推測できます。

ツールを使いこなせるかどうかは人次第。

その意味では、調剤室が一番使いこなしてるかもしれませんね(笑)。

【ユーザーの声】「どうして今までなかったの?」(病棟担当薬剤師・30歳)



病棟業務に携わるようになって痛感したことがあります。

それは、薬剤師の仕事って、情報がなければ何も始まらないんだってこと。

いわゆる「医政局長通知」業務もそうだし、日々追われている質問への対応だってそう。

いかに医薬品情報を迅速かつ適切に収集・評価・加工・提供できるか。

それこそが私たちの存在意義なんだって思うまでになりました。


・・・でも、でもですよ。

今の病院薬剤師を取り巻く情報インフラって、すっごく偏ってませんか?

これでも私、PMDAナビやマイ医薬品集作成サービスはとっくの昔に登録しています。

けれど、それで入手できるのは安全性情報や回収情報などごく一部の情報だけ。

でも、私たちが実務で必要としている情報はもっと他に沢山あるんです。

安全性情報はネットで入手できるのに、錠剤の粉砕可否や注射剤の配合変化はDI室まで調べに行かなきゃならないって・・・変な話だと思いません?


そんな時です、クラウド型院内医薬品集が導入されたのは。

使ってみて、どうして今までなかったの?って思いましたね。

つくづく薬剤師業界の技術革新って遅れてるんだなって・・・。



今では吸入薬や自己注射の指導用動画も登録してもらって、患者指導にも活用しています。

ね?一気に近代化したって感じでしょ?

あと、「地図帳シリーズ」も「日病薬e-ラーニング確認問題集」も私の発案なんですよ。

なので、「クラウド型」の充実化に一番貢献してるのは私だと思うんです(エヘン!)。
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