悩める薬局長のための薬剤師不足でも業務改善できる クラウド型院内医薬品集を制作するためのブログ

業務改善のカギはDI業務だった!院内医薬品集のクラウド化だった!

コラム

【コラム】 「気付き」の旅(前編)

前略 悩める薬局長さま

「クラウド型」改め「ハイパー医薬品集」を制作するためのノウハウは、私の妄想(!?)も含め、これで全て披露させていただきました。

   「クラウド上に院内医薬品集を作る」

IT全盛の時代にあって、その着想自体は斬新なものでも何でもありません。

現役の薬剤師ならば誰が思い付いてもおかしくありませんし、そのメリットも説明されれば誰もが認めるところでしょうし、時代にもマッチしています。

それを実際に作ってみようと思い立ったところから、私の「気付き」の旅が始まりました。


次世代が情報弱者!?

当時DI担当だった私にとって、最大の関心事は「三つの壁」。

すなわち「時間の壁」「距離の壁」「技術(リテラシー)の壁」の克服でした。

特に深刻だったのが「技術の壁」。

次世代を担うべき若手薬剤師が、あろうことか「情報弱者」だったのです・・・。

もちろん我々ベテラン陣とて偉そうな事は言えないレベルです(PubMedすら使いこなせてませんし・・・)。

しかし、そのベテラン陣以上に医薬品情報の収集にアップアップしている若手たちを目の当たりにするに至り、私は「ハイパー医薬品集」を制作することを決意しました。

   「これさえ完成すれば、三つの壁は一気に克服できる」

しかし、いざ蓋を開けてみると、ベテラン陣からの反対意見・利用率の低迷・個人的負担と、その道のりは決して平坦なものではありませんでした。

そして、目的と方向性(ポリシー)が明確でなければ、「ハイパー医薬品集」は(奇特なオタクが作ったないよりはましな)便利グッズに成り下がってしまうこと、ハイリスク・ハイリターンのツールであることを痛感したのでした。

一つ目の気付き : ツールを生かすも殺すも人次第

こちらの記事もどうぞ ⇒ 【フォーミュラリーによろしく】 第1話「壁か扉か」
                 【フォーミュラリーによろしく】 第3話「説得」

(中編に続く)

【コラム】 「気付き」の旅(中編)

先駆者としての自負

現在、薬剤師は目的毎に書籍やサイトを選択して情報を見つけ出さなければならないという不便さに甘んじています(不便だという自覚すらないかもしれません)。

結果、ネット上では最新の情報が提供されているというのに、何ヶ月(何年!?)も前の情報が掲載された書籍(「●●医薬品集」)が多くの薬剤師から支持されているという「痛し痒し」の現象も生じています。

一方PMDAは、医療機関や薬局に向け「PMDAメディナビ」や「マイ医薬品集作成サービス」の登録を呼び掛けています。

中 動くバナー(赤)

しかし、これらのサービスの主眼はあくまで安全性情報の周知。

なので、DI担当者ならばともかく、薬剤師の実務にマッチしているとは言えません(利活用率が低迷するのも当然です)。


医療界ではあれほど地域連携が重要課題となっているのに、そこで論じられるのはカルテ情報の共有ばかりで、医薬品情報の共有がテーマになることはほとんどありません。

   「添付文書さえ参照できればよい」

恐らくそう考えられているからだと思いますが、これはあくまで医師の見解です。

薬剤師が地域連携に関わる以上、多様化する医療ニーズの中、添付文書だけでは太刀打ちできていない現状と情報インフラの必要性がもっと議論されるべきなのです。


二つ目の気付き : 薬剤師を取り巻く歪(いびつ)な情報インフラ


いずれも「ハイパー医薬品集」があれば解決する話です。

商品化されていない以上、自作するしかありませんが、実際に作ってみるとメンテナンスの方が大変だということがわかります。

例えば書籍からの転記やリンクやフラグの更新。

それ自体は単純作業であり、薬学的知識がなくてもできることばかりです。

だが、単純作業だからこそ多忙な薬剤師が時間を割くことは難しい。

それが現実なのです。

この矛盾点を解決しない限り、「ハイパー医薬品集」を普及させることはできません。

しかし、その単純作業を肩代わりしてくれる業者が現れたなら話は別です。

ただ、そのような業者の登場を待っていられない私は、自ら起業することを思い立ちました。

   「自分がやらなきゃ、誰がやる?」

先駆者としての自負でした。


こちらの記事もどうぞ ⇒ 【フォーミュラリーによろしく】 第4話「苦悩」
                 【フォーミュラリーによろしく】 第5話「決意」

(後編に続く)

【コラム】 「気付き」の旅(後編)

知名度と受け皿

「第3章 ビジネスモデル編」をお読みになった先生は、「よくここまで考えるよな」と苦笑されたかもしれません(まだ妄想ですよ、妄想)。

薬剤師は起業率の極めて低い職種(せいぜい調剤薬局を開業する程度)です。

よって、「起業」の話など、ついて来れなくて当然です(当初は私もそうでした)。

でも、くれぐれも誤解しないでください。

私は別に大金持ちになりたい訳ではありません(家族を養えれば充分です)。

ありそうでなかった情報インフラ、「ハイパー医薬品集」を広めたいだけなのです。

   でも、どんなに優れた商品も、ビジネスとして成立しなければ普及しない

ならば、失敗は許されません。

先駆者たる私が成功しなくて、どうして後に続く者が現れるでしょうか?


私の描いたビジネスモデルの「強み」は以下の通りです。

□ 唯一無二の「クラウド型」医薬品集(先例がないためルールを自由に設定可能)
□ 競合製品に比べ割安な価格(クラウドサービスのため設備投資が不要)
□ 大手が真似できないモデル(制作&メンテナンスの代行)
□ 参入障壁の高さ(医療従事者以外は参入不能)
□ 分業・外注が可能(作業の大半は単純作業)
□ 低リスク戦略(ホリエモンの4原則・ランチェスター弱者の戦略・ポートフォリオ理論)
□ 高額のフロー収入が可能(メンテナンス契約は通常エンドレス)
□ 顧客層が良質(一定規模以上の病院の薬局長)

一方、「弱み」は次のように分析しました。
□ 製品の知名度の低さ
□ 個人事業主ゆえの信用の低さ
□ 顧客数の制限(個人事業では20~30件が限界)

これらの「弱み」はどうすれば克服できるでしょうか?

   私はこのビジネスの急所は「知名度」と「受け皿」だと考えています。

そもそも「ハイパー医薬品集」や制作代行業者の存在を知らなければ話になりません。

また、需要に見合った供給体制がなければ所詮は「絵に描いた餅」になってしまいます。

※「ハイパー医薬品集」が個人事業主でなければ取り扱えない商品である以上、「信用の低さ」に関しては別の手立てを考えるしかありません。

このブログを通じて私が薬局長の先生を「巻き込んだ」理由、もうおわかりですね?


三つ目の気付き : 薬局長と大学堂は運命共同体


想像してみてください。

もし大学堂が廃業に追い込まれ、「ハイパー医薬品集」が途中で使えなくなったらどうなるでしょうか?(別に脅すつもりはありませんが、売れなければあっという間です)

□ 利便性が著しく低下する。
□ 業務改善のチャンスが失われる。
□ 薬局長としての責任が問われる!?
□ リタイア後の起業への道が断たれる。

「ハイパー医薬品集」が便利であればあるほど、後戻りは困難になります。

なればこそ、「ハイパー医薬品集」の知名度アップにご協力をお願いしたいのです。

少なくとも大学堂の経営が安定するまでは・・・(笑)。

そして、願わくば起業についてもご一考ください(精一杯サポートさせていただきます)。


半年に渡り、本ブログをご愛読いただきありがとうございました。

起業までの途中経過はこのブログ内でお知らせしていきます。

また、ワンポイントアドバイスも随時公開していく予定です。

またお目にかかれる日を楽しみにしております。

早々

病院薬剤師だまさん

今更ですが、自己紹介です(笑)



拙いトークで音も割れてしまいましたが、よかったらチャンネル登録をお願いします。

【コラム】 AIの時代なんて待てない!

前略 悩める薬局長さま

日々ご奮闘中のことと思います。

いつも本ブログをご愛読いただき、ありがとうございます。


これは私が薬剤師になったばかりの頃の話です。

「鮮度」の高い添付文書情報を得るためにはそれ相応の手間がかかっていました。

薬局の本棚にはアイウエオ順に添付文書が保管されたクリアファイルが並んでいました。

そして「最新版」を入手したら、クリアファイルの中身を手作業で差し替えていました。

そういった地道な作業があって初めて情報の「鮮度」が保たれていたのです。

ただ、現在もこのような方法を採っている施設はごく少数だと思います。

近年、電子カルテや服薬指導支援システム、そしてインターネットの普及により、最新の添付文書情報を入手することは格段に容易になったからです。

しかし、それで薬剤師業務は本当に円滑になったと言えるのでしょうか?


添付文書が重要な情報源であることを否定される先生はまずいないと思います。

けれど、添付文書がもはや万能な情報源でないこともまたご承知の筈です。

医療ニーズは年々多様化・細分化する一方であり、添付文書以外にも情報源を求めなければ薬剤師業務を全うできない、そんな時代が既に訪れているからです。


時代が変わった以上、添付文書に替わる「万能な情報源」の登場が待ち望まれます。

ただ、我々が必要とする情報は、まるでドラゴンボールのように、まるで四魂のかけらのように(笑)、世の中に散らばって存在しています。

ただひたすら待っていれば、代わりに誰かが集めてくれるものでしょうか?

いえ、それは叶わぬ願いです(少なくとも現状では)。

※理由については【私が「クラウド型」を推す理由】 ⑤「唯一無二」だからをご覧ください。

   願いを叶えたいのなら、自ら集めに行くしかありません。

   そのためにクラウド型院内医薬品集を作りましょう。


私はこのブログでそう主張しているのです。


薬剤師がもたもたしているうちに、時代は更に次のステップへと進もうとしています。

   ITの時代からAIの時代へ

AI(人工知能)が進歩すれば、ディープラーニングによりネット上から必要な情報を自動的に収集してくれるようなことも可能になるやもしれません。

そうなれば、薬剤師は医薬品情報の「収集」業務から解放されます。

そうして浮いた時間で「評価」「加工」「提供」業務に注力できるようにもなる訳です。

   でも、もしかして皆さんはそれまで待つつもりですか?


私はそこまでは待てない(薬剤師人生が終わってしまう)ので「クラウド型」を作りました。

実務に関する情報を「収集」するスキルをいくら磨いても、早晩AIに取って替わられる運命。

ならば、「クラウド型」を導入することで効率化を図りつつ、代替の利かないスキルを伸ばす。

そのような考え方もあるのではないでしょうか?


では今回はこの辺で失礼します。

早々


※次回より「第1章 プラットフォーム編」が始まります。

【コラム】 導入して浮き彫りとなったこと(前編)

前略 悩める薬局長さま

プラットフォーム編をご読了いたただき、ありがとうございます。

今回は少しクイズにお付き合い願います。

≪問題≫
当院では2015年よりクラウド型院内医薬品集を本格稼働させました。ではその際、「クラウド型」に強い関心を示したスタッフは次のうちのどちらだったでしょうか?
  A.ベテラン薬剤師
  B.若手薬剤師


いかがでしょうか?

これまでにも述べてきた通り、私が「クラウド型」を制作しようと思った動機は、若手の情報リテラシー不足を補うためでした。

彼らはいわば「情報弱者」。

ならば、答えはBの若手薬剤師・・・と言いたいところなのですが、いざ蓋を開けてみれば若手薬剤師の反応は薄く、むしろAのベテラン薬剤師の方が強烈に喰いついて来たのでした(詳しくはこちら)。

まとめると次の通りです。

「クラウド型」に対して・・・

ベテラン薬剤師 ⇒ 関心が高い

若手薬剤師 ⇒ 関心が低い

予想とは正反対の結果に私は困惑しました。

だってそうではありませんか?

知識も情報リテラシーも十分に兼ね備えているベテラン陣にとって、「クラウド型」は使う必要のない、いわば「無用の長物」だった筈。

なのにこの反応は一体・・・?


長考の末、私はようやくその理由を突き止めることができました。

要するに、ベテラン陣は手持ちの知識(データベース)を増やしたかったのです。

突如目の前に現れた「新手」の情報源。

その中に含まれている、未知の情報に関心があっただけだったのです。

「薬剤師の薬剤師による薬剤師のための医薬品集」を目指していた私としては、ベテラン陣のこの反応にいささかげんなりしました。

自分の欲しい情報を欲しいだけ抜き取って、「骨と皮」だけになっていく「クラウド型」。

そんな情景がふと頭に浮かんでしまったからです。

※ただ、ベテラン陣のこの反応が利己的な理由からではないことは、後々明らかとなります。

  どうして「クラウド型」の理念が伝わらないのか?

  それとも最初から「絵空事」として受け止められているのか?


私にとって苦悩の日々が続きました(後編に続く)。

【コラム】 導入して浮き彫りとなったこと(後編)

気を取り直した私は、今度は若手の反応薄の理由に目を向けました。

情報収集に苦しんでいた彼らにとって、「クラウド型」はまさしく僥倖だった筈。

にもかかわらずこの反応の薄さは一体・・・?

たどり着いた答えは、私を愕然とさせるに十分なものでした。

  彼らは「クラウド型」よりもずっと便利な方法を既に使っていたのです。

  「先輩に訊いて済ます」という方法を・・・(涙)。

確かに知識も経験も豊富な先輩に相談すれば、質問の背景も聞き出してくれるでしょうし、ニーズに沿った情報の収集・評価・加工・提供だってしてくれることでしょう。

独力で対応するより、はるかに適切な回答が返せる道理です。

質問者の満足度も得られることでしょう。

しかしそんなことばかり続けていて、若手の成長は望めるでしょうか?

ベテラン陣はやがて次々と臨床の場から「退場」していきます。

後を引き継ぐ彼らが、将来もなお「情報弱者」のままだったとしたら・・・。


病院薬剤師にとってチーム医療は今や「花形」の業務。

それを夢見て先進・中核病院である当院を志望してくれる学生も毎年一定数はいます。

ただ、深刻な薬剤師不足が何年も続く中、リテラシーの向上を待たずに医療の現場にスタッフを投入せざるを得ない状況に当院は置かれていきました。

※当院では現在、2病棟を薬剤師1名で担当しています(しかも半日で!)。

当然先輩薬剤師が教育を行いますが、あくまで「最低限」「最小限」の話。

「情報弱者が情報弱者を教育する」といったことも生じていたかもしれません。

薬剤師数が充足している施設の方からすれば滑稽な話かもしれませんね・・・。


若手が「情報弱者」「教育不足」であることはベテラン陣とて承知しています。

けれど、若手から相談を受けても急場を凌ぐことしかできないのが実情なのです。

  竿の使い方すら知らぬ若手に魚の釣り方を教えている余裕はない・・・。

ベテラン陣だって沢山の仕事を抱えてるのですから。

だから、せめて質問に対応できるよう、自らのデータベースを充実させようとするのです。

一方、若手はますますベテランに依存し、「情報弱者」から抜け出せなくなっていくのです。


以上、薬剤師不足の当院で「クラウド型」を導入して浮き彫りとなったことをまとめます。

ベテラン薬剤師 ⇒ 若手の救済のためDB充実が必要 ⇒ 「クラウド型」に関心が高い

若手薬剤師 ⇒ 情報弱者ゆえベテランに依存 ⇒ 「クラウド型」に関心が低い

事の真相がわかった以上、そして薬剤師不足が更に深刻さを増す以上、一日も早く若手に「クラウド型」に関心を持ってもらわねばなりません。

この「負のスパイラル」から脱出するカギは「クラウド型」が握っているのですから。


では今回はこの辺で失礼します。

早々

※次回より「第2章 コンテンツ編」が始まります。

【コラム】 私の出した答え(前編)

前略 悩める薬局長さま

「プラットフォーム編」に続き、「コンテンツ編」も無事完結しました。

これで、本ブログが目的とする「クラウド型院内医薬品集を制作するためのノウハウの伝授」は完了したことになります。

つまり、このブログに書いてあることを忠実に実践していけば、誰でも「クラウド型」を手に入れることができる段階まで到達したのです。

しかし、きっと本ブログの読者は釈然としていない筈です。

そう・・・薬剤師不足なのに、いつ、どうやって「クラウド型」を制作すればいいのか?

「クラウド型」がどんなに有用なツールであろうと、それを制作できるマンパワーがなければどうしようもありません。

なのに、その一番肝心な部分が欠落したまま話が進められてきたのです。


メンテナンスも頭の痛い問題です。

「クラウド型」は様々なサイトのリンクや書籍の引用で構成されています。

リンクが変更されたり書籍が改訂された場合にはメンテナンスを行う必要が生じますが、実際にやってみると非常に単調で辛気臭い作業です。

多忙な薬剤師がそんな単純作業やってられない!」

日増しに老朽化・陳腐化していく「クラウド型」を前に、(kintoneの)費用だけが嵩んでいく。

それが現実なのです。

「なら、事務員に代行させれば?」

そんな意見もあるかもしれません。

でも、そうなると今度は情報の「信頼性」が問題になって来ます。

なので薬剤師が確認する必要が生じますが、往々にして「めくら判」となってしまいます。

第一、更新作業のニーズは常時ある訳ではありません。

下手をすれば1~2ヶ月何もせず給料だけ取られることだって生じ得るのです。

※事務員を雇うと、最低でも月15万(社会保険料込み)は必要となります。

やはりメンテナンスは薬剤師が行うのが賢明のようですが・・・。


でも、安心してください。

その解決策はちゃんと用意してあります。

私の出した答えとは・・・(後編に続く)。

【コラム】 私の出した答え(後編)

私は以前の記事で「クラウド型」が商品化できない理由について述べましたが、同時に医療従事者ならば制作可能であることにも言及しました。

   私の出した答え、それは「起業」です。

   病院薬剤師として勤めつつ、医薬品集制作業を営もうと考えているのです。

業態はホームページ制作業と似ています。

自力で作る余裕のない医療施設のために「クラウド型」の制作を代行するのです。

そして早期リタイア後も非常勤職員として病院に籍を置きつつ、「クラウド型」の供給を通じ、薬剤師不足に喘ぐ近隣の医療施設の業務改善や地域連携に貢献したいと考えています。


病院薬剤師がこんな風に起業するのは極めてレアなケースだと思います。

しかも、これから参入しようとしている「業界」は典型的な斜陽産業

信用はおろか、肝心の「クラウド型」の知名度すらまだほとんどありません。

※なのでこのブログを立ち上げました(コンテンツマーケティングというやつです)。

   リスクを覚悟で起業を目指す理由、それは私の健康状態にあります。

メインブログのカテゴリ「だまさんの治療体験記」を読んでいただくとわかりますが、「次に悪性所見が見つかれば大腸全摘」という深刻な状況。

そうなれば、もうフルタイムで仕事を続けていくことは不可能です。

毎年が「勝負」の年。

しかし、私はまだまだ家族を養っていかねばならない年齢です。

自分なりに考え抜いた「働き方改革」。

それが、今やライフワークとなった「クラウド型」に関するビジネスだった訳です。

在宅でのネット起業なので、自分の体調に合わせて働くことができます。

開業資金も少額(200~300万)のため、退職金に手を付けずに済みます。


少し気が早いですが、個人事業の「屋号」も考えてあります。

   医薬品集制作の大学堂

これは、視覚障害者(全盲)にもかかわらず、私を薬科大学まで進学させてくれた亡父が経営していた鍼灸院「大学堂」から引き継いだネーミングです。

尊敬する父の築いた「大学堂」の再興は、私の長年の夢でもありました。

※詳しくはメインブログのカテゴリ「たもぢぃの不死鳥伝説」をご覧ください。


薬局長の皆さま、これまでご愛読いただきありがとうございました。

悲願の開業の暁には、是非ともご支援を賜りたく存じます。


では今回はこの辺で失礼します。

早々


※このブログはもう少しだけ続きます。

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