「クラウド型」を推す五つ目の理由は、真似のできない「唯一無二」の仕組みだからです。

「おいおい、真似できないって、『クラウド型』の制作方法を紹介するブログじゃなかったの?」

・・・と突っ込まれそうですが、それは誤解なので、まあちょっと待ってください。


ここまでの記事を読まれて、皆さんは「クラウド型」の有用性に納得されたことと思います。

※そうでなければ、ここまでは読み進まない筈ですものね。

とすると、ある素朴な疑問が生まれます。

それほど利用価値の高い「クラウド型院内医薬品集」が、なぜ商品化されないのか?

ネット全盛の時代にもかかわらず、ですよ。

そのネットで私も随分探しましたが、一切見つかりませんでした。


その代わり「冊子型」「CD型」ならば見つかりました。

しかし、それらはいわば「病院機能評価をパスすることが主眼」のツール。

実用性の乏しい「作ったら終わり」の商品と言わざるを得ない印象を受けました。

・・・言葉が過ぎたようならば謝ります。

ただ、最新の情報が要求される医療の現場において、年1回とか年4回の更新頻度の医薬品集では、もはや使い物になり得ないのです。


話を元に戻します。

「クラウド型」がなぜ世の中で売られていないのか?

その理由は冷静に考えてみればすぐにわかります。

まず、プラットフォームの構築に莫大な費用がかかるからです。

このブログでは、プラットフォームとしてサイボウズ社の「kintone」を利用します。

しかし、この「クラウド型」をサイボウズ社が制作・販売するのならともかく、他社がそれをやろうとすると、「kintone」と同等かそれ以上のプラットフォームを開発する必要が生じます。

コンテンツの作成も相当難儀する筈です。

後述しますが、このブログでは、コンテンツをPMDA・製薬メーカー・医薬品卸等のサイトのリンクを貼付して作成します。

ところが、基本的にこれらのサイトは医療従事者にしか利用を許可していません。

※会員登録やリンク許可申請を要求されるサイトも多いです。

あと、「注射薬調剤監査マニュアル」や「錠剤・カプセル剤粉砕ハンドブック」といった定番の書籍のデータも引用しています。

ビジネスとして「クラウド型」を販売するからには、これらの出版社に多額の利用料を支払う必要がある筈なのです。

ほとんど知名度のない商品ですから、大々的に広告を打つ必要もあります。

そう考えていくと、「クラウド型」の商品化への道は相当に険しいことがわかります。

しかも、施設毎に採用薬品は異なるためオーダーメイドが原則。

リアルタイム更新が原則(最低でも毎月更新!?)。


結局、「クラウド型」を商品化しようと思ったら、相当な高額商品にならざるを得ません。

以上が「クラウド型」が世の中に存在しない理由と私は考えます。


ところが、皆さんは医療従事者。

このブログを参考に自作すれば、極めて「有用」で「安価(kintone利用料として年間5万程度)」で「唯一無二」の「クラウド型」が手に入るのです。

私はそれをもう5年も前に考案し、活用し、改良してきたのです。



「ユーザーの声」をご紹介したその後は、いよいよ制作方法を解説していきます。

是非ご期待ください。


【付記】

ここまでの記事を読まれて、お気付きになられた方もおられるかもしれません。

そうです、実はこの話には、ある大きな「矛盾」があるのです。

でも・・・願わくばそれはいったん頭の片隅に置いておいてください。

このブログを最後まで読んでいただければ、きっとご納得いただける筈ですから。


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