悩める薬局長のための薬剤師不足でも業務改善できる クラウド型院内医薬品集を制作するためのブログ

業務改善のカギはDI業務だった!院内医薬品集のクラウド化だった!

薬局長に「クラウド型」を推す真意

私が薬局長に「クラウド型」を推す真意

このブログをここまで読み進めた皆さんはようやく腑に落ちたことと思います。

   院内医薬品集の制作は、本来ならばDI担当者の役割の筈。

   なのに、なぜこのブログではそれを薬局長に勧めようとするのか?


その「謎」が前回の記事(【コラム】 私の出した答え(後編))で明らかになったからです。

ここまでの流れをまとめます。

【起】 薬局長は薬剤師不足でも「クラウド型」を導入すれば業務改善ができる。

【承】 「クラウド型」の商品化は期待薄だが、薬剤師自身が制作することは可能。

【転】 多忙な薬剤師が「クラウド型」を制作・メンテナンスするのは困難。

【結】 薬局長は外部委託を決断することで「クラウド型」を手に入れることができる。

つまり本ブログは、薬局長に対して「クラウド型」の制作ではなく、その外部委託を促そうとしていたのです。

「クラウド型」の有用性を最も理解できるのはDI担当者です。

ただ、お財布を握っているのは薬局長なのですから(笑)。

・・・これが、「クラウド型」を薬局長に提案した「表向き」の理由です。

   けれど、私の「真意」はもっと別の所にあります。

その「真意」について、次回以降の記事で紹介していこうと思います。

【「クラウド型」を薬局長に推す真意】 ①生かすも殺すも薬局長次第だから

私には声を大にして伝えたい、経験者ならではの「教訓」があります。

   ツール(道具)を導入するだけで業務改善はできない。

薬局長である皆さんも、必ず一度や二度は経験済みのことと思います。

   高機能に惹かれ、思い切って導入したツール。

   結局は使いこなせず、期待した程の改善は得られなかった・・・。


当院でも導入当初はそうでした。
✖ ほとんど利用(ログインすら)してくれない。

✖ 利用しない「言い訳」のバリエーションばかりが増えていく。

✖ (自分は結構使うくせに)若手には利用を促さない。

✖ 若手は相変わらず先輩に訊いたりGoogle検索で済ましている。

✖ 新たな情報を入手しても(「馬鹿にされるから」と)コメント記入を嫌がる。

✖ 利用率が伸びないまま毎月課金されていく。

✖ 「使わないのに予算(そしてメンテナンスの労力)が勿体ない」論が優勢となる。

一体何がいけなかったのでしょうか?

   「クラウド型」を導入する目的と方向性(ポリシー)

これらをスタッフ全員で共有できていなかったことにほかなりません。

そして、それを徹底できるのは薬局長しかいないのです。

   「クラウド型」はハイリスク・ハイリターンのツール

   それを生かすも殺すも薬局長次第

そのことを是非とも肝に銘じていただきたかった。

それが私が「クラウド型」を薬局長に推す「真意」の一つ目です。

【「クラウド型」を薬局長に推す真意】 ②突破口となり得るから

このブログにたどり着いた皆さんは、やはり「悩める」薬局長なのでしょうか?

   「薬のことなら(何でもかんでも)薬剤師に訊け、頼め、考えさせよ」

一見もっともらしいこの論理が病院内でまかり通っている背景には、医療ニーズの多様化と人手不足があります。

   「医療安全」の名のもとに押し寄せる様々なニーズ

しかし、それを受け取る側の薬剤師もまた深刻な人手不足に喘いでいるのです。

   私は気付いてしまいました。

   医療ニーズの大半は「情報共有」で乗り切れることに。

そう、ユーザーの声が示すように、「クラウド型」で情報共有を図ることで、薬局長のみならずスタッフ全員の「悩み」が解消できることを知ったのです。

「業務改善のカギはDI業務だった」(薬局長・56歳)

「なるほど、その手があったか!」(DI担当薬剤師・41歳)


「夜勤中はこれだけが頼りです」(新人薬剤師・24歳)


「1分1秒が貴重ですから」(調剤主任薬剤師・37歳)


「どうして今までなかったの?」(病棟担当薬剤師・30歳)



近年、どの学会に参加しても「地域連携」は最重要テーマの一つです。

しかし、この「薬剤師足らず」「時間足らず」の中で薬局長が打てる駒は限られる筈です。

そんな中、「クラウド型」という情報インフラを手に入れることは、病院内外に多大なインパクトを与えるに違いありません。


以上、「クラウド型」は薬局長が苦境を乗り切るための突破口になり得ると考えます。

これが私が「クラウド型」を薬局長に推す「真意」の二つ目です。

【「クラウド型」を薬局長に推す真意】 ③リタイア後の生業となり得るから

「クラウド型」は現時点では知名度の低さゆえ話題にのぼることすらありませんが、その利用価値が認知されるにつれ需要は増していく筈です。

ただ、大手が「クラウド型」を商品化する可能性は限りなくゼロ(※理由はこちら)ですし、さりとて「クラウド型」を自作できる施設がそうそうあるとも思えません。

となれば、「大学堂」のような「現役薬剤師 兼 医薬品集制作業者」が「受け皿」となり、「クラウド型」の制作を請け負う以外に方法はありません。

このビジネスは「現役薬剤師(医療従事者)」にしか務まらないという点がミソです。

参入障壁が高い ⇒ 同業他社(競合)が少ない ⇒ 起業すれば独壇場に

つまり、知名度次第で「クラウド型」の制作業は一躍有望なビジネスとなり得るのです。


本ブログをご愛読いただいている薬局長の先生。

リタイア後のことはお決まりでしょうか?

恐らくは、体力が続く限り薬剤師の仕事を続けられる方が多いと推察します。

   では、私のように起業するという選択肢は考えられないでしょうか?

   もちろん、薬剤師としての仕事は続けながら、です。


リタイア後は非常勤やパートなどで負荷の少ない仕事を続けつつ、残った時間は自分のペースで医薬品集制作業を営む訳です。

これが私なりに考え抜いた、病院薬剤師のための「働き方改革」です。


全国には8千を超える病院が存在しています(医療施設動態調査;平成29年1月末時点)。

私が立ち上げる個人事業一社だけで「受け皿」になれる訳がありません。

サポートできるのはせいぜい20~30施設程度が精一杯。

それ以上欲張ったところでサービスの質が低下するだけですし、そもそも私は家族を養えるだけの収入が確保できれば「御の字」なのですから。

私の考え方に賛同して下さる方の協力が必要です。

だからこそ私は、「クラウド型」に関心を持って下さった薬局長の皆さんを誘うのです。

皆さんは、薬局長のうちに「クラウド型」の導入に携わっておくことで、リタイア後もその知識と経験を活かしつつ古巣や近隣施設に貢献でき、定期的な収入源をも獲得できるのです。

   「クラウド型」の良さを広め、かつそれが容易に入手できる世の中にしたい。

そのためには薬局長の皆さんのご理解・ご協力が不可欠となるのです。

以上が私が「クラウド型」を薬局長に推す「真意」の三つ目です。


ただ、皆さんが起業するのは、私の「成功」を見届けてからでも遅くありません。

その日が訪れるまで温かく見守っていただければ幸いです。


※次回より「第3章 ビジネスモデル編」が始まります(いよいよ最終章です)。
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